報恩講
10月15日 おみがき・幕つり
今日から本格的に報恩講の準備が始まりました。
寺の膝元にお住まいの方が、早朝から本堂内陣の仏具を磨いて下さいます。
長老方がほとんどですが、初めてというフレッシュな方も2名おられました。
仏具が大きいために、力が必要な上に、
仏具には細かい模様が施されていて、相当な根気も必要です。
私は留守をしておりましたが、
写真を見ると、にぎやかに磨いて下さったのが目に浮かぶようです。
「うんさん(年配の当主の意)もまだ力あるのう」「うらぁ(自分はの意)こんなもんじゃ」
特にこのお二人は、重篤な病状を回復されてのご参加です。
本堂町の方が青物(野菜)を持ってきて下さったのですね。ありがとうございます。
お椀を手にしているところを見ると、どうやらぜんざいが振る舞われた様子。
お磨きが終わると幕つり。初めて来られた方に長老が指導中の図?
仕事が終了したようです。ありがとうございました。
お寺へ歩いてこられるその姿だけで、みなを牽引なさる大先輩。
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