今月は親鸞聖人が尊敬し、とても大切に思われていた 聖徳太子の作られた17条憲法をご縁にすすめられました。 私たちにとっての親鸞聖人のように、 親鸞聖人の時代から600年ほどさかのぼった時代に活躍された聖徳太子を、 身近に感じておられたということに焦点を絞ると とても興味深く、 「昔の人」と片付けてしまいがちだったことがもったいなく思えてきました。 その憲法の中身も古臭くなくて今の人にも十分当てはまるところがおもしろいです。 今回お説教の最中に質問をされた方がいらっしゃいました。 普段、いちいち引っかかって考えるのが恥ずかしかったり面倒だったりして、 分からなくてもそのままにしてしまうことが多い私には その勇気ある行動がとてもショッキングでした。 お説教の席でしたので、住職もゆっくりと話ができませんでしたが、 秋廻りや法事の席で、そんなご縁を持ってくれると良いなぁと思いました。 今月は報恩講がつとまります。 また、たくさんの方がのご協力をお願いすることになると思いますが、 どうぞよろしくお願いいたします。 そして、たくさんのお参りを心からお待ちしています。 |