11月のお講さまは、親鸞聖人のご命日です。 この日から3日間西雲寺でも御正忌報恩講がつとまり、 お講さまはちょうどその初日に当たります。 今月もカレンダーの言葉をご縁にすすめられました。 かえって私たちを忙しくさせている便利なものといえば、 次々進化するパソコンや逃げられない携帯電話など いろんなモノを想像しますが、 今回は道具としてのモノではなく、私たちの心に着目してすすめられました。 もう一席では、親鸞聖人と法然上人のことについての法話でした。 お二人はちょうど40歳違いなんだそうです。 親鸞聖人が比叡山で修行されていた時、 法然上人は京都の町人に「ただ念仏」の教えを活発に説かれていたので、 その教えの噂は当然親鸞聖人の耳にも入っていたはずだという視点から話が進められました。 自力を信じて修行をされていた親鸞聖人に法然上人の教えはどんなふうに響いたのだろうと、 いつもと少し違った雰囲気を楽しみながらお説教を聞きました。 |