2007
美和子が聞く
武周のお講さま
12月





夜7時からおつとめ  お茶  法話2席  


気がつけば12月、あと数日で今年も終わりですね。
お正月というと、子供の頃は一年で一番非日常的だと思っていましたが、
真宗では、お正月よりもやはり報恩講を大切に思う心があるそうです。

今月は、「ひとりぼっちじゃないよと如来さま」というカレンダーの言葉と、
「あまねく、無量・無辺光、無碍・無対・光炎王、
 清浄・歓喜・智慧光、不断・難思・無称光、
 超日月光を放って、塵刹を照らす。
 一切の群生、光照を蒙る」という
正信偈の部分を讃題として、すすめられました。

平生業成、私たちは毎日、
いいことにも悪いこともに出会うこともありますが、
そのたびにオロオロするのではなく、
悪いことも大切なご縁とうなずけた時、
如来の光を感じることができる。
悪いご縁に出会ったとき、私たちは孤独を感じるのでしょうが、
そんなご縁もまるごと自分自身として受け入れる。
私自身が一切の群生として如来の光をあびる。

今月のお説教は私にはそんなふうに聞こえたのですが、
意味は分かるような気がするのですが、
私の身に嫌なことが起こってしまった場合、
そのように考えて自分を慰めればいいのかなと思いました。
しかし普段の暮らしの中で、
私に起こる悪いこともご縁として受け入れようと、
本当に心の底から思うことが出来るかというと、
わかりません。

護城 美和子


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