永 代 経 2日目

H20年7月11日  布教 福井 奥田順誓師


朝4時半撮影。



朝5時半撮影。



9時半ごろ、お参りの方が到着し始めます。



そのころにはここまで仕上がっています。



お日中。お釈迦さまが出家なされたきっかけとして伝えられる四門出遊の話をたとえに。
東西南北の4つの門から遊びに出られたお釈迦さまは、病人、老人、死人、修行者に出会います。
病気も老いも死ぬことも、みんな人ごとでなかった、自分のことやったという驚きに胸を打たれます。
私たちは、煩悩に目を曇らされているので、ひごろそれに気付きません。
けれど、仏法は自分に向かって呼びかけているのだと、念仏は呼びかけだと教えて下さいました。



聴聞なさるお同行。みな同じ教えを聞く仲間です。



筆頭総代の鈴木さん。お参りの御礼とおときのご案内です。



お茶を飲みながらのひととき。



バスでお越しの男性陣は、お茶でなくお酒でゆっくり。



昼下がり、ニワトリは砂浴び、ゴンは昼寝(朝からですが)



台所は茶碗の後片付けのようです。



外の流し。大ナベ、もろびた、いろんな道具の後始末。



お逮夜。お念仏は、私が称えているんだけど私がこしらえたものじゃない。
あなたを必ず救わずにはおかないという仏のこころを、念仏という形に託して、
私に回し向けられている、そう教えて下さいました。



花を写したつもり。でも、ここだけ切り取るように写すと、なんか変な感じです。



お迎えのバスが待っています。



「ウラの顔だけは、しろ〜く直しといての〜」
 


みなさんが帰られた後。



お同行からいただいた木彫りの花台。なくなったご主人の形見の品。



お初夜。癌を患ったお同行の話を例に、死を宣告されているのと同じであるにもかかわらず、
いままで気付かなかった恵みやお陰に気付いて、境遇を受け入れている生き方があると教えられます。
そのお同行を通して、仏さまのお心、仏さまのお力が感じられると話されました。



奥田布教使さん、二日間ありがとうございました。