正月前 お鏡もち

12月30日

形が、お〜〜むかしの鏡みたいだから「かがみもち」というんだと聞きました。
そういえば社会の教科書に、銅でできた鏡が載ってたなあ…
サビサビに見えて、これは映らんなと思った記憶があります。
それにしても、セイロから湯気が立ちのぼる様子は、本当に風情があります。
水加減、蒸し加減などは、経験と勘のなせる技ですが、
さてツキ加減となると、最近は機械なので、もっぱら時間の長さにかかります。
今日は2台同時に稼働させましたので、
「こっちはいつごろ入れたんにゃったっけの〜?」
という会話がひんぱんだったようです…
ですが、少々だれてもよし(柔らかめでも)、ほとけさまは文句言わんとおいて下さると、
和やかなところに落ち着きます。
これは、常に不平がこぼれる人間のわざではないですね。
ほとけさまの声を聞きながら迎える、もちつきでした。
おふた方、本当にありがとうございました。