2009 美和子が聞く
武周のお講さま 11月




当番 こだかしさん


夜7時からおつとめ  お茶  法話2席  

カレンダーの言葉 「お聴聞で、如来さまに背を向けている自己に遇う」
正信偈の言葉「弥陀仏の本願を憶念すれば、自然に即の時必定に入る」

今月は、前日(27日)にご本山参拝した話を交えながらすすめられました。
「光を背中に受けても目の前には影が見えるだけ、
クルッと向きを変えると、明るい光が見える」
みんな、頑張る方向を間違えているのではないかと話が続き、
「光にであう」と言うことをさらに掘り下げていきました。
親鸞聖人にとっては法然上人がそうであったと記録に残っているそうですが、
身近な誰かが光って見える、そんな体験をしたことありますか?
光を見ると自分のおぞい(悪い)部分、影の部分が浮き彫りになりますが、
その光が暖かくて、お育てを受けていることを素直に喜べる。
おぞい自分をそのまま受け入れることが出来るんだそうです。

私の場合、思いがけない場面で誰かの一言に感動して、
その人の比べれば自分なんて本当にちっぽけに感じたり、
腹が立っているときなどは、その一言のおかげで、
それまでの悶々とした気分がスカ〜っと晴れた経験は幾度もありますが、
そのであいのひとつひとつが「光」なのかなぁと思いながら聞きました。


護城 美和子