2010年 美和子が聞く

武周のお講さま 8月


当番 かみあらやさん

夜7時からおつとめ  お茶  法話2席

ちょうど、この日の一面に死刑執行の部屋の写真が載ったことから
「いのち」について進められました。

それまであまりリアルに考えたことがなかったので、
あの写真はショッキングでした。
人のいのちが失われる場所なのに、
妙にさっぱりとした雰囲気がして、不気味な感じがしました。

死刑が確定した人に対して、
宗教関係の方が面会する時間が何回かもたれることや、
執行の書類にハンコを押す、法務大臣の心の重荷についてなど、
「死刑執行」をとりまく話を交えながら進められました。

決して救われないのに、死刑を求めないではいられない、
被害者側の深い悲しみを思うと、つらいです。
もしかしたら私だって明日には、
加害者や被害者になっているかもしれない、
そう思うと「いのち」に関わる問題が
ぐっと自分のこととして感じることが出来ます。