御正忌報恩講 2日目
11月29日
だんだんと水も冷たくなったきて、心なしか皆さんの手が赤らんでいるように見えます。
奥田順誓布教使。親鸞聖人の御生涯をおさらいする中で「むなしく過ぎない」生涯をいただく身にさせてもらおうと。
暖かい部屋で、おときの時間。
豆の粉のおつゆに加えて、境内になった銀杏をあつあつで。
昼下がりのひととき。
合い間をみては…
御伝鈔(ごでんしょう・親鸞聖人の伝記)を古文で拝読。
黙して拝聴します。
「本願力にあいぬれば…」継母の愛情が10年たってようやく継子に伝わった例話をもとに。
お初夜。
みなさんのお掃除のおかげで美しいです。
勝ち目がなくとも一生懸命走る子供の姿を通して、勝った負けたではない本願の世界を聞かせてもらいました。
お説教の合間にいただいた品々。毎年恒例ですが、びっくりするような組み合わせです。
周利槃特尊者の逸話を例に、自分の汚れを引き受けて下さるありがたさをお話下さいました。