御内仏報恩講
1月16日
今日は、お座敷にて御内仏の報恩講です。
今から80年以上前のことになりますが、
昭和2年2月9日、寺に重大な出来事が起こりました。
雪の重みで屋根(住宅部分)がつぶれ、
下敷きになって6人が亡くなったのです。
平成5年に往生した前住職・一彦は、当時18歳でしたが、
一夜にして、両親と3人の妹、それに曾祖母を亡くしました。
残されたのは、無事だった祖父母と、下宿していた一彦だけでした。
その時の胸の痛み、
それから以後の苦労はどれほどであったことでしょう。
そんなことがふと、偲ばれたのでした。
厳しい冬のご馳走といえば、これ。納豆汁です。
手間ひまのかかるおもてなしを準備して下さいます。
4時から行譜正信偈六首引きのおつとめ。
天ぷらにご注目。なんとこれ中身は大根。衣に秘密があるそうな…
基本になるお膳、二の膳に加えて、アツアツのほろふき大根が登場。
加えて、おまちかねの納豆汁が登場。最近地元のテレビ(おじゃまっテレ)で放映されました。
7時から舌々正信偈とお説教。
その後、場所を移して上映会(ぜんざいのおもてなし)
まる一日、本当にありがとうございました。