積雪の様子 その2

  2月4日


2月に入って天候も落ち着き、
雪も固く重くしまってきました。
どの家でも、屋根の雪を下ろしたり、
屋根下の雪をどかしたりが続きましたが、
ようやく、ちょっと一服といった感じです。


玄関と本堂



御門



本堂の下



上の写真の雪山に上ると…



普段は近寄れないものが目の前に。
本当の満足に目覚められたお釈迦さまを、まるで傘のように龍が守ったという伝説があります。
その迫力にもあらためて驚きましたが、
その彫刻の細かさと美しさに心を奪われました。
龍だけでなく、雲肘木っていうんでしょうか、桁と垂木を支える彫刻のなんという繊細さ。
今までぼんやりとしか見てなかったんですね。
しかも、これらみんな、あの固い固いケヤキだと思うと、
本当に信じがたいものです。
すべては、本当の満足に目覚めた喜びの表現でしょうか。
一個人のモノサシの延長なんかじゃありえないことの表現でしょうか。
支え守って下さっているものが僕に全く見えてないことの暗喩、これは間違いなしでした。



庫裏の後ろの渡り廊下